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[コメント] 風立ちぬ(2013/日)
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★5この映画を理解できるのかね?日本の少年よ。 宮崎駿の挑発。インテリジェンスの闘い。 なぜ、この作品を最後とせず、再び長編アニメーションに取り組んだのか?そのヒントがこの作品に隠されているような気がして、追記しました。 [review] (ALOHA)[投票(3)]
★4男のナルシシズムは、彼に高慢な誤解をもたらしている。情勢の推移に対する自分の感化を過大評価している。しかし、かかるナルシズムがなければ、あの感慨は出てこない。地獄の蓋を開けてしまったという感慨が。 (disjunctive)[投票]
★2行間が広すぎる単なる絵が綺麗なアニメ。淡々と進行し淡々と終わる。描いてないものは全て汲み取れという姿勢は好ましくない。感心はするが面白みが全くない。仕事一徹で夢追い人・家庭を顧みない主人公は声優の力量も相まり無機質な人物像に仕上がった。ジブリのキャラクターは年齢不詳すぎる。いつも同じ顔で震災から10年、入社して5年という時の経過が全くわからない。 [review] (IN4MATION)[投票]
★4牛と地震。飛行と引退。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(3)]
★3ほとんどのシーンがスチール写真になり得る洗練された、絵になる画だ。音楽もラピュタに似ているが、より洗練されている。しかし、各エピソードがプツン、プツンと単発で切れていて、物語に入り込めない。時々眠くなってしまった。 (KEI)[投票]
★5劇場で予告編を見たとき「監督、ノってないな」と思ったから今まで避けてきた。本編を見たとき、ノってないのではなくて監督はついに解放されたのだと気づいて泣けて仕方なかった。省略を極めた絵に最高の音楽、そして声優陣。これはまさに夢の物語だ。 [review] (サイモン64)[投票(3)]
★3無邪気な映画である。夢のシーンが頻出するのも、歴史的現実を題材にしながらも奔放なイマジネーションの推進力だけで飛翔していくこの映画の無邪気さの免罪符、とまでは言わなくとも、無邪気さの純粋さと残酷さと無倫理性の証しだとは言える。 [review] (煽尼采)[投票(3)]
★3あえて、真っ直ぐな物語。少年少女じゃなくても二郎はやっぱり、ジブリ映画の主人公。 (らーふる当番)[投票(1)]
★4にっぽんアニメ! (なかちょ)[投票]
★4素晴らしかった。ディティールが際立ってる。シベリアって言う食べ物は何なんだろう。 庵野秀明さんの声は気にならなかった。ああいう戦闘機は好きだが戦争は嫌いなんだろうな、宮崎駿監督は。(NKC2014/07/26) (USIU)[投票]
★4物語はなんてことないが、映像がやはりすばらしい。飛行機が雲に入り出てくる時の雲の様子や、ビデオ?テープを全部海に放り出すところ、建物に映った影など、細部まで凝っていて、これはもう快楽。見ていて気持ちよくなる。 (蒼井ゆう21)[投票]
★5最後に親父の本音を聞いた・・・。的な映画。 恐らく、長く大衆の興味の対象だった“宮崎アニメの秘密”がこれにより幾つも明るみに出る事だろう。 [review] (pori)[投票(4)]
★4「風立ちぬ、いざ生きめやも」という日本語訳の適否には諸説あるそうだけれども、ともかく、常識的な認識の枠組み内では何らの関係も持たないはずの「風」と「生きること」に何らかの連絡を見出だせずにはおれない感受性において、ポール・ヴァレリー堀辰雄宮崎駿は一直線に連なるのだろうかしらん。 [review] (3819695)[投票(7)]
★2二郎の声は完全にミスキャストだと思う。 [review] (ガチャピン)[投票(2)]
★2映像として表現したいことを存分に表現して、言いたいことを最後に付け足した、と。 [review] (カルヤ)[投票]
★4たいして美しくもないものを、「美しい。」と台詞にして言わせる映画。本当に美しいものには、何も言わないのに。 [review] (G31)[投票(1)]
★5ここで「生きる」とは「誠実に生きる」ことである。何故誠実に生きなければならないか?人間の人生は有限だからだ。人生の有限性を否応にも実感させられる年齢にならなければこれは伝わらないだろう。その意味でR-40指定。 [review] (緑雨)[投票(7)]
★5風は目に見えない。感じるもの。その頬を撫でる風をどう感じるかはひとそれぞれ。パワーの源泉、神さま、会いたい人。今まで風なんて鬱陶しかったけど。 (しゃけはらす)[投票(1)]
★3今の日本に必要な作品。もう一度振り返って、考えて、見つめ直す。今残っている物は何なのか。作品全体にメッセージがこもっている。 [review] (deenity)[投票]
★5恋も仕事も限定期間の最も美味しい部分のみを抽出し、人の一切の邪心・悪意は隠蔽される。水彩画のように儚い今際の際の美しいだけの思い出は、それでも黄泉の国と隣接し境界は融解してる。出会いと再会の場に於ける風の突発的な表現は鮮やかというしかない。 (けにろん)[投票(6)]
★3「職人の技展」を見に行ったら、「技」だけ展示されていた気分。空に憧れた監督の引退作は、まさに飛び去った後にできる飛行機雲のようでした。 [review] (るぱぱ)[投票(1)]
★4宮崎駿監督の夢が凝縮された力作。ちょっと違和感を感じる点もあるが、その弱点を補って余りある潔さと"ワクワク感"。 [review] (ワトニイ)[投票(1)]
★5とても感動した。観終わって、仕事をもっと真摯にもっと打ち込もうと思った。奥さんにもっと感謝し、もっと優しくしようと思った。力尽きた時に後悔しないような生き方をしようと思った。 (考古黒Gr)[投票(1)]
★4妄想老人。 [review] (HAL9000)[投票(1)]
★4好きなものをなぜ好きなのか、そんなのわからないんだ、ということをようやくぶちまけたのだろう。どこかにある「生きている線」を追い求めるアニメ作家宮崎駿の渾身の風の表現は、現時点で人類が到達した最高峰。ぜひ劇場での鑑賞をお薦めします。 [review] (おーい粗茶)[投票(7)]
★3特にゼロ戦に興味のない私には、どちらかというと退屈な映画でした。確かに映像は綺麗だったし、「歴史」のお勉強にはなったけど、歌も音程はずれまくりだし・・・ [review] (お珠虫)[投票]
★5泣いた。なので、自分は感動したのだろうと思うが、何に感動したのか非常に感想に書きづらい。愛だの時代だのの陳腐な切り口の先にあるものを「風」以上の言葉で書き連ねることが難しい。「泣いたから★5」では馬鹿だよな、俺。 [review] (ロープブレーク)[投票(12)]
★5実際のところ、監督は世界を滅ぼしたいのだろうと思っていた。最後に何か撮るなら、タタリ神として、終わる世界を描いて欲しいと思っていた。だってすごく面白そうだから。でも、今、業を見据えて、翼が呪いから解放される日、未来を確信する「風」を描いた映画を託してくれたことが嬉しい。それも掛け値なしの本当の言葉で。『ナウシカ』のあの日のように「風」は止まないのだ。最高傑作と思う。(原作未読) [review] (DSCH)[投票(11)]
★5アニメでここまで正統派に文学的な作品は初めて。なつかしい。小学生の時にハイジ、中学生の時にカリ城とコナン、そして、人生を半ば過ぎてこの作品と、リアルタイムで宮崎駿と言うクリエイターとともに過ごせたことにはとても感謝している。 [review] (uyo)[投票(4)]
★5真顔だったのかよという驚き……! [review] (林田乃丞)[投票(4)]
★4本作は凄まじく中途半端な作品だ。でもそれこそが本作の素晴らしさでもある。好き放題映画作る楽しさに溢れてる。 [review] (甘崎庵)[投票(6)]
★3全体を通すと抑揚が少なく物足りない。夢のシーンは重要な事柄を示唆してはいるが、単調さをより浮き彫りにするマイナス面を補い切れていない。今までの宮崎作品とは毛色の違うしっとりとした描写は嫌いではないがどうも乗り切れない。 (よだか)[投票]
★4スペックを上げていくという事 [review] (torinoshield)[投票(4)]
★4おそらく、思想的な感情の表出を最低限にとどめ、さらにプロット展開も極めて直線的なものとし、映画らしい画面の躍動に純化しようとしたのだ。この志向は実に好ましいと思う。 [review] (ゑぎ)[投票(7)]
★2評価すべき点は沢山ありますが、まあ要はあれだ、俺の肌には合わねえってことだ。「夢見る少年と恋する乙女が見る映画」だと思います。汚れまくりのおっさんには退屈で退屈で。 (K-Flex)[投票(1)]
★5不思議な映画です。でもいい映画です。かつて宮崎駿監督は「戦争に勝ってもいいことはあまりないけど、戦争映画だけは作りやすくなる。敗戦国は屈折に屈折を重ねて作るしかない」と皮肉交じりに語っていましたが、不思議とこの映画に屈折は感じませんでした。 [review] (イリューダ)[投票(9)]
★3偏執的とでも言いたくなる「風」の描写に対するこだわりなど、技術的な完成度の高さばかり印象に残り、観終わって2週間以上経つのに感想が定まらない。どうにも得体のつかめない映画だ。この夢想物語の語り手が、思考や主張することを放棄してるからだと思う。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
★3震災の折に低く鳴る地響き、俄雨に低く流れる黒雲、紙飛行機の放り合いと、素晴らしいシークエンスが続く。擁護したくてあれこれ考えたが、上手くいかなかった。 [review] (寒山拾得)[投票(8)]
★5煙草、結核、戦闘機、夢に生きるエリート技術者、ブルジョア、ナチス政権下のドイツ、などは私の中ではいけないものとして分類されている。 [review] (たいへい)[投票(3)]
★4間違いなく戦争と殺戮が背景にある物語であるのに、画面いっぱいに満ち溢れる幸福感。ナチスの宣伝映画を撮ったレニ・リーフェンシュタールは「私は政治には全く興味はなかった。興味があったのは美だけ」と言ったそうだが、この映画にもそういう精神性を感じる。 (太陽と戦慄)[投票(3)]
★5ポニョ』とは別の方向だけど宮崎駿の気狂いっぷりが炸裂していて心地よかったです。動力機械を描かせたら右に出るものはいないな。 [review] (月魚)[投票]
★5例えその向こう側に戦争があろうとも、その気配を感じさせない青年の眼差し。その違和感を彼の夢の塊として昇華させている。それが卑怯か否か。キャッチーな演出を評価したいし、「映画」という枠組みの中でこの映画を語りたい。語るべき。 (ナッシュ13)[投票(1)]
★4アニメなんて言ってはいけないほど綿密な絵。それはフィルム映画と全く遜色がないほどだ。集団のシーンでも一人一人、顔の表情が違い、全く劇映画のごとくであります。唸りました。 [review] (セント)[投票]
★5この時代の為の夢いっぱいな映画。 [review] (steeling)[投票(7)]
★5まず素晴らしい表現に感動する。時に細部にこだわり現実と見まがうシーンがあり、時に情感豊かに俯瞰する世界がある。極端に言えば全編を通して全ての台詞、BGMを排して絵づらだけ追っていっても楽しめそうで、まさに世界最高水準の表現技術だと思う。 [review] (シーチキン)[投票(3)]
★3多くの子どもの心を掴む作品ではない。それは時代背景が古いとか、対象年齢が高いとかではなく、単に何を伝えたいかがわからないからだ。 [review] (kazooJTR)[投票(2)]
★3画面のすみずみまで美しく、そして全く都合がいい。現実と夢は混じりあいもう描きたい場面しか描いてないんじゃないかと思える転換の唐突さ。年老いた少年の夢の世界と思えばまあしょうがないか。 (かるめら)[投票(1)]
★3「違う」映画。 [review] (プロキオン14)[投票(4)]
★4微細な表現や映画的にあろうとする工夫は相変わらず見事。しかし相変わらず舌足らずな宮崎 駿。☆3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(4)]
★4心が洗われるような映画であることは相変わらず。 [review] (モロッコ)[投票(5)]