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[コメント] 甘い生活(1960/伊=仏)
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★4パレード、サロン、そしてサーカス。ニーノロータの哀感。モノクロ画面も美しくフェリーニ調のイメージの連鎖。長くは感じませんでした。NHK-BSで見ました。 (ぱーこ)[投票]
★4英語とイタリア語のチャンポンが頻発、都市化というよりアヌーク・エーメに代表されるアメリカナイズへの恍惚と不安が綴られているのだろう。風船使いのピエロが心に残り、収束は力がある。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
★5延々と続くモザイク風物語に、その画に、ただただ浸っていたいと思ってしまうフェリーニの分水嶺。前後、そしてその時の悲喜を含めた「人生は祭り」との思いと体験を、こんな風に表現できるのは、やはり彼だけ。「見たい」よりも「浸りたい」稀有な映画。 [review] (ナム太郎)[投票]
★5実に面白い映画だ。パーティー乱痴気騒ぎ、パパラッチ、マリアの木―バカな人間どもをしっかり笑えるし、父親の老い、詩人の死には真面目な気持ちにさせられる。男と女、くっ付いて離れて、色々あって、この二枚目はまた何かを求めて生きて行く。 [review] (KEI)[投票]
★4都市に生きる孤独、絶望的なまでのコミュニケーション不全。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★3いくらなんでも3時間はちと長い。 (赤い戦車)[投票]
★4全編こんなにどうでもいい出来事の羅列をコテコテの映画的表現で魅せれるのがすごい。大画面大音量で、登場人物の様に酔っぱらった状態で観たい。 (埴猪口)[投票(2)]
★3軽薄で空虚な騒ぎが延々と続くという、本来なら地獄のような約三時間の筈なのに、この退屈さが却って誘惑的でもある不思議。神の沈黙と、地上の空虚な騒乱の絵巻。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★5甘い甘い。恋は甘い。人生は辛い。 [review] (もりっしー)[投票(1)]
★4たるいお話。甘いじゃなく、甘ったるい。実のない世界観をこうも上手く描いちゃうとは。見方間違えればかったるいだけ。もう、ぐだぐた言うなって感じのラスト。 (らーふる当番)[投票]
★4あるがままのローマを愛する。それがフェリーニの基本姿勢。 [review] (甘崎庵)[投票]
★560年の今を描きながら典雅で絢爛たる古典の風格をも持つ。時空の狭間から現出した異次元空間の如き狂騒世界はやがて静謐の境界線上に至るのだが、生ある者は戻るしかない。その図式的展開の強固なパワー。何十時間でも見ていたいとさえ思わせた稀代の傑作。 (けにろん)[投票]
★4見たくないと言って、怪魚の目の切り替えしには下世話で面白いと思う。 うーん少女の横顔を鑑賞することで、顔を向かい合わせないというマルチェロと少女の距離感とか演出としてつまらなくはないんですけど。長い (モノリス砥石)[投票]
★5大衆はメディアの扇動に踊り、上流階級は退廃に沈む。そしてマルチェッロはとどかない夢にただ苛立つ。神なき繁栄。茶番の日々。バブル時代、私は学生でしたがまさにこんな感じでした。 ()[投票(2)]
★4美しい映画です。映像も、音楽も、出てくる役者さんも全てが退廃的で美しく、約3時間非常に素敵な雰囲気に浸ることができました。(アヌーク・エーメいいですね。) (TM(H19.1加入))[投票]
★3この映画に出てくるカメラマンのパパラッツォがパパラッチ(パパラッツィ)の語源だ。ローライフレックスに速写グリップを付けて撮影している。このグリップは後に商品化されドルチェ・ヴィタと名付けられた。 ()[投票]
★3塔の映画。バベルの塔は神の怒りに触れ、奢る者たちは互いに言葉が通じない。 (mal)[投票(2)]
★3これを見た高校生当時、よく分からなかった。というか、若い頃からこんなの理解できたらそれも問題か(笑) (YO--CHAN)[投票]
★4ローマに行って、この映画を確信しました、、、、、 (動物園のクマ)[投票]
★4自らの人生を物語として紡ぐ生き方ができないのだとしたら、下世話な日常の中を泳ぐように生きる以外にどんな生き方があるといううのだ。正に白昼夢と化し流れて行く日常をより所とする後戻りのできないマルチェロの姿に、私映画作家フェリーにの誕生を見る。 (ぽんしゅう)[投票]
★4美しい映像!照明の極みだ! [review] (バーボンボンバー)[投票(4)]
★3エンマが閻魔に見えた(笑) [review] (TO−Y)[投票]
★4塩っぱい現実。ほろ苦い後味。 (ペペロンチーノ)[投票]
★5バチカンのてっぺんまで上がった。しんどかった。でも上空には何も飛んでなかった。が、ボクには見えた。見えたのだ(決) でもやっぱりトレビだよなぁ。。。ひとりぼっつりつぶやいてきました。永遠です (まご)[投票]
★3映像・構図とも美しい。セリフも線を引きたくなるほどいい。ラストシーンも好きだ。なのに私の頭の中で、それらがバラバラに存在してしまった。ひとつの物語として私の中に落ち着いてくれなかった。 (なつめ)[投票]
★3空を飛ぶキリスト像というオープニングでノックアウトされた。 (タモリ)[投票]
★4自己愛と自己嫌悪は紙一重。 [review] (町田)[投票(2)]
★4群集の中の孤独。所詮、みんな何者かに支配されている限りは真実の自由、解放などは存在し得ないという諦観。束縛への情景はすべてのSM思想を凌駕する。 (きいす)[投票]
★5この映画は、自分の成長記録のようなもの。 [review] (Ribot)[投票(2)]
★5夜通しの酒宴、表層の乱痴気、朝の薄明、海辺に打ち上げられた巨大な魚・・・。空しさと寂しさ、それでいながらそんな生活大好き、という気持ちを映像化した奇跡的傑作。 (フォギー)[投票]
★4シュトロハイムの双子の末裔 [review] (ルッコラ)[投票(6)]
★5端正かつユーモアに満ちた映画なのに、じっくり骨にこたえるような痛みを味わう。主人公の痛みでありフェリーニの痛みであるその疼痛を、私たちは追体験するのだ。 (オノエル)[投票]
★5「あなたは間違ってる!」の台詞がこの映画を一気に終わらせる。 (かっきー)[投票]
★4ブダペストに「ラ ドルチェ ヴィータ」というストリップ小屋がある。ヨーロッパ全体で、「退廃的」の代名詞になっているのね。 (りかちゅ)[投票]
★5パパラッチ、パパラッチ、パパラッチ! [review] (chokobo)[投票]
★5ビデオで観るのとスクリーンで観るのとはこんなに違うものか!と最も痛感した作品。特に冒頭の「宙づり」。理解を超えた凄まじいパワーを画面から感じた。 (ボヤッキイ)[投票(1)]
★5フェリーニの孤独・・・。 [review] (若尾好き)[投票(15)]
★3例えるなら、オールでさんざん浮かれて騒いで遊びまくり、明け方になって誰もいない街に出るとどっと疲れを感じるような後味。それでも楽しかったと思うか、ただ単に疲れただけだったかはその人次第だけど、この映画の場合、自分は後者だったな。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu)[投票(3)]
★4社会批判に足を突っ込みながらも、フェリーニの映画はやっぱりサーカスだ。祭りだ。終わったあとの静けさに、空しさしか感じなくとも。 [review] (モモ★ラッチ)[投票(3)]
★4こういう生活、あこがれる。 (intheair)[投票]
★5フェリーニ流退廃大スペクタクル。 [review] (くたー)[投票(7)]
★4オールナイトで最初に観た時は途中で寝てしまい、2回目に昼間に見た時もやはり意識を失ってしまいました。でも私はフェリーニの退廃の方がビスコンティの退廃より好きです。マストロヤンニの疲れた表情が良いです。おさかなになった、わ・た・し! (熱田海之)[投票]
★4一夫多妻?ってけして甘くなりっこ無いですね。 (rrei)[投票]
★5 ローマに行ったら、『ローマの休日』じゃなくって、これだよ、これ! (にくじゃが)[投票(4)]
★3皆さんのコメントを見てほとんど自分は理解出来てない事が判明したが、3時間全く飽きずに楽しめたのが不思議だ。 (kekota)[投票]
★4「こんなことしてて楽しいのかな?」と思いつつ観た後,「たぶん,こんなことしかできないんじゃないかな?」と妙に納得。浜辺のラストシーンが印象的。 (ワトニイ)[投票]
★5ワシ的映画のバイブル!『ショートカッツ』を見たとき、最初にコレを思い出した [review] (ボイス母)[投票(9)]
★3アメリカ女優の役の人はグラマーってよりはせくすぃーなでぶですな。ぶーちゃんには点数辛いよ、わしゃ〜。4点でもいいけどもフェリーニだからこその3点。 [review] (ピロちゃんきゅ〜)[投票]
★5自由なつもりが、ただ流されているだけ。妥協せずに理想を掲げているつもりが、ただ怠け者なだけ。でも何処にも逃げ場はない。っていうのは、普遍的なんだろうなあ。何度観ても入り込んでしまう。冒頭のヘリコプター、なんていうことを考えるんだろう、と感動してしまった。 (エピキュリアン)[投票(3)]
★5何が、人間の求めていることか、という問題。  [review] (ちわわ)[投票]