★4 | ピラミッドや万里の長城と並ぶ世界遺産的映画。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(4)] |
★2 | 初期の彼の作品から共通する、俳優が意気込めば意気込むほど映画がダメになる、という最大の欠点が凝縮している。意気込みを強いる演技指導と撮影現場の空気が原因なのだろう。世界最高と言ってもおかしくない高い技術力のスタッフ陣が、最高の絵を作ってくれるのに、、、。 (動物園のクマ) | [投票] |
★4 | 黒澤明の孤独 [review] (ぱーこ) | [投票] |
★4 | 大上段に構えて滅びゆく者へのレクイエムを紡ぐには駒が足りなかった。役者は悲愴ぶっても本質を表出し切れない。特に原田とピーターは無惨。三の城は箱庭のミニチュアで敗軍の兵達はTV芝居で血を吹く。全体を貫く無常感だけが圧倒的に本質を衝く。 (けにろん) | [投票] |
★3 | 俳優の技量のバラバラ感が酷過ぎる。仲代らしい大芝居はそれ自体は立派なのだがつり合った脇役が不在なのだ。当時クロサワがさんざ嘆いていた邦画の貧困とは予算でもスタッフでもなく、俳優の不在だと自作で晒している。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★4 | 4.5点。堂々たる巨匠の技。見事すぎて魅せられるしかない映像美・演出だった。しかし最後だけちょっとくどい箇所がある。 [review] (苦悩鮨) | [投票(2)] |
★4 | 女ってこの時代から怖いのね。82/100 (たろ) | [投票] |
★5 | 幻想的なまでに凄惨。凄惨なまでに幻想的。漆黒の鎧兜の餓鬼と餓鬼が喰らい合い、硝煙と、残忍な程鮮やかに閃く旗印、炎と血の海を蒼白の幽鬼がさまよう時、綺麗事を嘲笑うように無常と惨は美を現出してしまう。そして「関係性」の死屍累々。人は何故悲劇を求め、観るのか。黒澤、渾身の回答。死すべき古典は、今なお永らえている。だからこその傑作である。 [review] (DSCH) | [投票(1)] |
★3 | 監督の老害と、それを批判できない周辺の問題が顕在化した大作だと思う。 (サイモン64) | [投票] |
★3 | 使い方は間違っているかも知れませんが、ニュアンスとして「仏造って魂入れず」といった印象。 [review] (づん) | [投票(3)] |
★4 | 映像は美しい。中盤の落城シーンを筆頭にスケールのでかさに圧倒される。しかし往年のパワーが感じられない。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 血糊が赤ペンキに見えようと瑕にはならない、何故なら雲の動き一つ草の色一つとっても全て黒澤の意思であるかの如き映画だから。役者の所作から衣裳、メイク、美術等悉く計算された血達磨の雛人形。無常と情念を叩きつける武満徹の楽曲が画龍に点睛する。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★4 | 悲劇に青空は合うのか? [review] (地平線のドーリア) | [投票(2)] |
★5 | 晩年の世界観があらわれた傑作と言っていい気がする。ラストの無常観が心に残る。
妥協のない演出から気迫が伝わってくる。 (ルクレ) | [投票(1)] |
★4 | 黒澤明監督は、自分の年齢にあった映画を完璧に創り上げていく。
[review] (寿雀) | [投票(1)] |
★4 | 殿様一人倒すために、だーれもいないところに発砲&火矢浴びせすぎ。一体君達はどこを撃ってんのさ。おそろしくお馬鹿。そんな愚弄ぶりも原田美枝子の存在感が帳消しにしてくれた。 [review] (氷野晴郎) | [投票(2)] |
★5 | 壮大な舞台映画。美しい映像、色彩、音楽。個人的には黒澤作品でベスト3に入る。原田美枝子と井川比佐志がとりわけ好演。 (Zfan) | [投票] |
★4 | 残念ですが、それまでの作品に比べて格段にスピード感が落ちているように見えました。熱演の仲代達矢には申し訳ないのですが、三船敏郎のある種の粘度の低さが黒澤明には必要だったように思えます。スピード感というよりはドライブ感があったのは全盛期の作品群、特に『七人の侍』だと思います。 (カレルレン) | [投票(1)] |
★3 | ナイスコンビ。オセロ仲代(白)・オセロピーター(黒) (らーふる当番) | [投票(1)] |
★4 | 黒澤明は物凄く太い筆を持っていたにも関わらず、80年代の日本は小さな半紙しか用意出来なかった。この差は埋まらないまま残る。永遠に。 [review] (荒馬大介) | [投票(5)] |
★4 | 毎度のことだが、演出とはこういうものだと、教えてもらった。特筆すべきは
カラー映画がカラー映画であることの必然性。 [review] (ちわわ) | [投票(1)] |
★3 | 圧倒的なスケール感のもと、人物を名称や色彩によって記号化し、人間の欲や業を視覚的にあぶり出すという企てだろうが、その物量は時代遅れのハリウッド大作のようで古臭い。終盤の「神も仏も」の迷解説も老いてますます説教臭い。救いは原田美枝子と井川比佐志。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★2 | 「悩乱」も「戦乱」もあるが、肝心要の「混乱(カオス)」が無い。混ざり合わないそれぞれの悲劇たち。 [review] (町田) | [投票(4)] |
★4 | 山の稜線に出現する藤牧の軍勢。こんな細かなショットも手を抜かず作り込む黒澤の完全主義者ぶりには恐れ入る。とにかくスケールのデカさを楽しむべし。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★4 | 少なくともこの映画は黒澤明にしか「撮りきれない」ものだし、このあと日本映画界で最も重要な女優のひとりとなる原田美枝子の演技を認め彼女を見事に再生させたのも彼の力であると断言していいと思う。 [review] (ナム太郎) | [投票] |
★2 | ひたすら長い。ピーターもがんばっていたけど、どうか?と思う。 (ころ阿弥) | [投票] |
★5 | 映像全体を見てほしい映画。ただただ綺麗な映画。それでいいんじゃない? [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★2 | ああ、折角の城が生きてない・・・。人物描写も浅い・・・。馬はきれいなんですけどね。 [review] (スパルタのキツネ) | [投票(7)] |
★4 | げに恐ろしやぁ。 [review] (あき♪) | [投票] |
★4 | まず最初に書かなければならないのは「これは原田美枝子の映画だ」ということだ。決して仲代達矢の映画ではなく原田美枝子の映画として忘れられないだろう。黒澤時代劇の中では『蜘蛛巣城』の山田五十鈴と並ぶ悪女役だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(10)] |
★2 | だだっ広い荒野にたたずむ孤高の巨匠、クロサワ。そう、彼は自らに挑んでくるサムライを求めていたのだ。乱を、3人の息子を。 (chilidog) | [投票] |
★3 | 原田美枝子の気合いがいい。 (ヒロ天山) | [投票] |
★5 | こんなに凄まじい合戦シーンは、この後の日本映画で登場するだろうか・・・?二人の天才の融合作品。 [review] (Keita) | [投票(2)] |
★3 | こんなにも大勢の役者が出ているのにこの寒々しさはいったいなんだ。かつての作品との決定的な違いは緊張感と息苦しさで形成された空気の密度。緩い空気が全編を覆い、役者間の意識の伝達力はスカスカである。これが大作という意識に占領されてしまった結果なら、邦画界にも罪はある。 (tkcrows) | [投票(2)] |
★3 | 役者がいない。 (G31) | [投票(3)] |
★3 | 役者の演技にも、様式美にこだわった映像にも本物の風格が感じられる。にもかかわらず圧倒的に退屈。 (太陽と戦慄) | [投票(2)] |
★3 | 神様にまで能動的に這い上がっていた黒澤明が神棚というディレクターチェアで魔法の杖を振りかざして撮った映画。黒澤明の才能が城と共に燃え尽きたといっても過言ではない。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(4)] |
★3 | わかりやすい三色の色分けなど、合戦シーンは迫力があったが。。。。形にこだわる黒澤明の、欠点というか、悪い面がもろに出た映画じゃないだろうか。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★5 | 日本映画の中では本物の大作だと思う。そして、それに奢ることなくテーマ、物語がしっかりしていて、たまに無性に観たくなってしまう。 (タモリ) | [投票(1)] |
★3 | 無常観が漂い、映像の美しさが加わって黒澤映画の集大成といえるかも。ただ面白いかと言われると・・
(まんじゅう) | [投票] |
★5 | 数多の悲劇のその果てに待つ圧倒的無常感。ここまで来てしまうと他の日本映画とは志が違いすぎて、比較のしようがない。黒澤明が『乱』で到達した境地まで、今後の日本映画は永久に辿り着けないのではなかろうか。 (ペンクロフ) | [投票(8)] |
★5 | これを映画という言葉だけで呼ぶことはできない。確固とした映画的土台の上に、他芸術の詩法を貪欲に吸収して築かれた巨大な総合芸術。クロースアップをほとんど使用しない演劇的手法に、今更ながら監督の技量の奥深さを見せつけられる。巨匠のカメラの前には、役者が表情の演技をする必要すらない。 (mal) | [投票(6)] |
★3 | マズルフラッシュがすんごい綺麗。 [review] (たかやまひろふみ) | [投票(3)] |
★4 | ピーターなかなか気の利いたこと言うじゃねェか。しかし… [Video] [review] (Yasu) | [投票(2)] |
★3 | 初期の黒澤映画は演劇というか芝居の支配に無自覚だったが、年を取り多くを把握するにつれ、芝居の支配を意識し、嫌うようになってしまった。芝居への意識と反発のため、変に原作を弄繰り回しては混濁して行ったように映るのだ。 (kiona) | [投票(4)] |
★2 | 巨匠と呼ばれ出した頃から映画が面白くなくなった明ちゃん。アクション映画とらせりゃ一流だが、少しでもインテリぶるとこういう悲惨な結果になる。まずセットが単に大掛かりなだけであぁ。ついでにキャラ設定が浅くてあぁ。 (若尾好き) | [投票(4)] |
★4 | 『リア王』の翻案が、なぜ『蜘蛛巣城』に。後者が『マクベス』そのものよりも秀逸だっただけに残念。原田美枝子は山田五十鈴の通俗的なコピーにしか見えない。そもそも、三姉妹を三兄弟にしたときからボタンのかけ違いは始まっていたのでは。 [review] (かける) | [投票(8)] |
★3 | シェークスピアの無惨な改悪。救いのない終幕のほうがリアルだからなのか、劇的と思ったからか?ピーターはよくやっていたと思うが。 (水那岐) | [投票(2)] |
★3 | 海外でウケが取りやすい題材。しかし、これが毛利の三本矢だったら、折れないぞ。 (hiroshi1) | [投票] |
★1 | 3回見たが、3回とも中断して寝てしまった。 (直人) | [投票] |