★5 | 大体、小品なんですよね。ですから、そんなにプロットはあるものの深く掘り下げていない。そこで膨らみが生じた。何と言っても雨と木々と光です。宮川映画です。 (セント) | [投票(2)] |
★5 | この展開を誰が想像しましたでしょう。芸術そのもの。雨、雨、雨。 [review] (chokobo) | [投票(2)] |
★5 | 東洋と西洋が共鳴(シンクロナイズ)する交響曲 [review] (いくけん) | [投票(10)] |
★5 | 木漏れ日を見上げて走るカメラから、森、朽ちた門、土砂降り、奉行書のお白州の幾何学的な白壁。勧善懲悪とは正反対のすべてが怪しい人物。卑劣で人間の弱さ丸出しのチャンバラシーン。全体から部分まで、ぜーんぶ魅力的なまれな名作。 (エピキュリアン) | [投票(5)] |
★5 | 照りつける陽光と、それに煽られる人間の欲望(それはダイレクトに性欲)。それにボレロ音楽の使い方のうまさ。脚本を見せたら東宝の首脳陣は映画化に、当初難色を示したのだそうだ。恐らく世界的に見て、もっとも海外の映画作家に影響を与えた黒沢作品でありましょう。何度観てもその都度、新しい発見がある。 (takud-osaka) | [投票(4)] |
★5 | 総てにおいて常人の発想を超えた「コロンブスの卵」的テクニックが満載 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(24)] |
★4 | 終幕に向けて快走する速度にしても、最後の救済のシーンの清浄感にしてもキザといいたいくらい斬新だ。どろどろもったりした泥絵の具のような日本の芝居の模倣からスタートした日本映画が、派手なアクション抜きで自らのあく抜きに成功した最高の事例。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★5 | 最後がなければほぼ完璧。映画の中の映画。これをすぐさま認めたベネチアも偉かった。 [review] (tomcot) | [投票] |
★5 | 脚本の徹頭徹尾なロジカル構成に対し、演出のパンフォーカス多用の人物配置は当意即妙で、パッションとエロスの発露に稀代の才能が2枚揃い、リリカルな瞬時の詩情をカメラは変幻に抽出する。真の天才的職人たちの奇跡のコラボレーションは最早伝説の領域。 (けにろん) | [投票(3)] |
★5 | 撮られるはずのない太陽が撮られ、見たこともないような激しい雨が怒涛のごとく降り注ぐ。しかも驚くべきことに、その光や水は、年々その輝きを増していくのだ。黒澤明は天才か否か。いやそんなことよりまずこの映画そのものに精一杯の拍手を贈ろう! (ナム太郎) | [投票(4)] |
★4 | 羅生門が素敵だ。あんな風な壊れ方は実際しないそうだけど、なんと美しいシルエットだろう。それとどしゃぶり。 (おーい粗茶) | [投票(2)] |
★5 | 淀川長治さんは「らじょうもん」って言ってませんでした?・・・エッ、それがどうしたって?いや、いや、別に文句無いですよ・・・もちろん5点、ちゃんと5点ですよ。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★5 | “観る”を超えて“見る”に至る映画 [review] (甘崎庵) | [投票(12)] |
★4 | 森雅之というのは得難い俳優だったなとつくづく思う。カメラも素晴らしい。 (丹下左膳) | [投票(2)] |
★4 | 京マチ子のきれいなこと、きれいなこと。三船ならずともむらむらくる。 (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★4 | 素人が大それた事言うようですが・・・ [review] (sawa:38) | [投票] |
★3 | ラストが、 [review] (ボイス母) | [投票(8)] |
★5 | 京マチ子の妖しい美しさ、三船の野卑な獣性、森の虚無的雰囲気という
役者の個性が際立つ。 (フランコ) | [投票(2)] |
★3 | 志村喬と千秋実が執拗に嘆くほど「人間の恐ろしさ」というものが描かれてるとは思えず、やたら深刻ぶった芝居が滑稽に見えてくる。撮影の素晴らしさには感嘆するが、この作品においては黒澤の真面目さが裏目に出たような気がする。 (太陽と戦慄) | [投票(3)] |
★5 | 年に1回必ず見たくなる。 (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★5 | 蜘蛛巣城ほど夜の闇が深い映画はないが、この映画ほど昼が美しい映画は見たことない。 [review] (kiona) | [投票(15)] |
★4 | 芥川の原作を膨らませるとして,監督は最初からあの画を撮る自信があったのか。だとしたら凄い。 (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★3 | 道徳的な「通過」儀礼の場としての門、という一点で、芥川の『羅生門』から題名と共に門の象徴性を継承した事には納得がいく。世界の廃墟のような羅生門の造形。天罰のように激しく地を叩く豪雨。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★4 | 黒澤映画としてはそれほど面白いほうではありませんが、改めて観ると感心させられます。森雅之の目の演技が凄い!京マチ子もここではとても綺麗です。 (熱田海之) | [投票] |
★3 | 文芸的なあまりに文芸的な [review] (ぱーこ) | [投票] |
★4 | デジタル完全版にて再鑑賞。回想のバージョンが変わっても、キャラの全く変わらない(変えられない)三船敏郎との対比で、京マチ子と森雅之のキャラクタが怪しく変容していく様が際立つ。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★5 | 原作と比較しての評価もあったいいと思います。でも原作をしらない私にとって単純な真理を巧みに映像化してみせたこの映画はおもしろかったです。森雅之さんの存在感はすごかった。 (トシ) | [投票(2)] |
★4 | 西欧に“ラショウモン”という言葉が生まれた。それだけ西洋人には画期的かつ共感を得られる哲学だったってこと!日本人というより、芥川龍之介の思考力が凄いんだが。 (AONI) | [投票(1)] |
★4 | 静的なお白州と動的な森の中の対比でたっぷり一本撮った感が好ましい。ただ比べて羅生門は意外と地味。二階も覗かせてほしかった。 [review] (寒山拾得) | [投票(4)] |
★5 | あの構成力!すばらしい人間サスペンスです。 (kenichi) | [投票(2)] |
★5 | 蛇足過ぎるラストを差し引いても映画史に残る傑作。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 始まりのところから何があったの?何が分らないの?と、観る者をストーリーに引きずり込んでしまうとは・・・すごい。 (レネエ) | [投票] |
★5 | 荒唐無稽のリアリズム。 [review] (crossage) | [投票(11)] |
★4 | 見ているこちら側は思わず息をひそませているというのに、登場人物ときたら(狂ったように)笑ってばかり。 (tredair) | [投票(9)] |
★5 | 芸術映画で尚且つ娯楽映画。ちなみに原作は僕の大好きな芥川龍之介の「藪の中」と「羅生門」の組み合わせ(ほとんど前者だけど)。ああ、有難う黒澤明監督 (モモ★ラッチ) | [投票(1)] |
★5 | たった八人の登場人物でここまでの深淵な作品に仕上げるとは恐れ入りました。 (RED DANCER) | [投票(2)] |