佐藤慶の映画ファンのコメント
山口組外伝 九州進攻作戦(1974/日) |
渡瀬恒彦がここでも絶品で、性病までの件は何度見ても笑える。客演者では松竹系の俳優達の活きが良く、まるで大島映画を観てるようだった。ただ「実録」に頼って焦点がはっきりしないのが’72年以降の山下・高田、共通の欠点で、決定的なところで深作・笠原に遠く及ばない。 (町田) | [投票] | |
壮大なタイトルに反して夜桜銀二という個人を丁寧に「こじんまり」と描く・・と思えば一転して組織対組織をパノラマで描くバランスの悪さ。すっかり山口組御用監督となってしまった山下耕作の悲哀が判る気がする。 (sawa:38) | [投票(1)] |