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★3 | 理由なき反抗(1955/米) | 友情も恋愛も薄っぺらく、親子が迎える結末も安易で、ストーリには全く乗れなかったが、ニコラス・レイの端正な画面作りには感心した。チキンレースのシーン、水の無いプール、プラネタリウムのシーンが良い。 [review] | モノリス砥石, 3819695 | [投票(2)] |
★4 | 猟人日記(1964/日) | TAKE5 [review] | ジェリー | [投票(1)] |
★5 | 江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間(1969/日) | 天賦。 [review] | ジェリー, まー, ペペロンチーノ, 直人ほか7 名 | [投票(7)] |
★4 | 家光と彦左と一心太助(1961/日) | 沢島演出はお江戸の空気ってものを体感させてくれる。錦之助の喜劇センスにも驚愕した。 | 淑 | [投票(1)] |
★5 | 座頭市物語(1962/日) | 「知己」という言葉の意味を思い出したいとき、何度でもこれを見るといい。 [review] | 淑, けにろん, 寒山拾得, ペペロンチーノほか7 名 | [投票(7)] |
★4 | 赤い殺意(1964/日) | 姫田のカメラ、黛の音楽と、映画芸術的見地からみれば今村の最高傑作かも知れない。しかし彼に求められているのはそんな洒落たものではない。『にっぽん昆虫記』から『人間蒸発』への長過ぎたステップ。 [review] | ひゅうちゃん, けにろん, ぽんしゅう | [投票(3)] |
★5 | 晩春(1949/日) | ジャンルに〔Comedy〕も追加して欲しい。 | モノリス砥石, buzz, Cadetsファン改めジンガリーLove | [投票(3)] |
★5 | 不安は魂を食いつくす(1974/独) | 「国家と民族」、未だ解決の兆しさえ見せぬ「移民問題」を扱う痛烈な社会性が、像も時間も与えらぬ”空白の慰安旅行”を中軸に、「男と女」に纏わるより普遍的で通俗な恋愛悲劇へと”反転”される、 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★3 | 西鶴一代女(1952/日) | 一貫性の無い行動の全てが裏目に嵌る主人公おはる最大の悲劇は”産みの親”が「その文体は女の体温よりは小判や刀の冷たさに適切」と評された西鶴だったことであるのかないのか。その数奇な運命に感慨を感じないではないが溝口が東宝系で撮った作品はメッセージ性ばかりが前に出、美術映像関係の充実がさほでもないので不満が残る。 | disjunctive, けにろん | [投票(2)] |
★3 | 天城越え(1983/日) | 脚本にも参加している師匠・加藤泰を思わせるローアングルショットと女性描写が入念な回想シーンの出来は良いのだが、既に多くの方が指摘されている通り、現代シーンがあまりにもチープで眼を覆いたくなる。 [review] | YO--CHAN, けにろん | [投票(2)] |
★3 | 貸間あり(1959/日) | 川島雄三の人間喜劇は起承転結を物語ることよりも「その場のその人々の間に流れる空気」を伝えることに重きを置いているのだ、ということがとても良く解る作品。フランキーと淡島の間に流れる空気の濃密さに(森繁贔屓の)俺は嫉妬してしまった。 | KEI, 寒山拾得 | [投票(2)] |
★4 | 儀式(1971/日) | 死をもってさえ止められぬ永遠の現在進行形、『儀式』はいまも終わらない。 [review] | DSCH, KEI, 直人, ジョー・チップ | [投票(4)] |
★5 | 戦場のメリークリスマス(1983/英=日) | 蒼冷めた月光と、灼熱の陽光に交互に照らし出され、錯綜する男たちの愛と憎しみ。これほどまでの傑作とは正直、思ってなかった。 [review] | 太陽と戦慄, 緑雨, 水那岐, chokobo | [投票(4)] |
★5 | 柔らかい肌(1964/仏) | 次の上映開始時刻まで、ギリギリで間に合うか、間に合わないかというとき、俺は慌てず急がないことにしている。予告編があるかも知れないし、プログラムに遅れが生じているかも知れない、と期待するからだ。この映画はそんな俺に、もう一つ期待すべきものがあることを教えてくれた。 [review] | KEI, ナム太郎, 煽尼采, けにろんほか6 名 | [投票(6)] |
★3 | 日本侠客伝 雷門の血斗(1966/日) | この映画の価値の半分以上は村田英雄の浪曲に掛かっている。関西弁の寛美が長門を退け、本来鶴田あたりに相応しい役を長門が演じているのが如何にも過渡期的で、なんだか少し息苦しい。脚本は上出来で健さんの最後の台詞なんかベタだけど好きだな。 | ゑぎ, sawa:38 | [投票(2)] |
★3 | 小早川家の秋(1961/日) | 東宝が大映『浮草』の二匹目の泥鰌を狙った作品だろうが…扱ったテーマの古臭さからして完敗。 [review] | 緑雨, ぽんしゅう | [投票(2)] |
★4 | 獣人(1938/仏) | ”獣性”と呼ぶには余りに無益で反自然的な人間の暗部が、機関車という反自然物の、暴力的な奥移動のみに拠り語り尽くされる、おぞましき暗雲に覆われたメロドラマの畸形児にして、<ノワール>の里親。メグレは謂った。”裁かず、理解せよ!” | ジェリー, 寒山拾得 | [投票(2)] |
★4 | 無法松の一生(1943/日) | 元宝塚男役スター園井恵子は稲垣監督にボロクソ貶されながら役を演じたそうだが、そういう苦悩が奇しくも未亡人のそれと重なり、更に二年後の悲劇的最期と結びついて神秘的ともいえる趣を讃えている。 [review] | けにろん, りかちゅ, ボイス母 | [投票(3)] |
★4 | 生きる(1952/日) | 脚本家・小国英雄と黒澤ヒューマニズムの完成。 [review] | 死ぬまでシネマ, けにろん, 新人王赤星, Linus | [投票(4)] |
★4 | ラストエンペラー(1987/英=中国=伊) | 孤独な少年が探し求めた色取り取りの蝶。高慢な青年が帰還を願った紫禁城という名の子宮の闇。彼をあざ笑う権利が誰にある?あのとき、誰も彼もが栄華と理想という、一組の黄色い乳房に縋り付いていたんじゃないか(そして今でも)。(160分版) [review] | 緑雨, 週一本, Santa Monica, t3bほか8 名 | [投票(8)] |