★5 | もし生まれ変わるならレオナルド・ダ・ヴィンチは科学者に、ラファエロは政治家になっただろう。しかしミケランジェロは芸術家以外のものにはなれない。もとい、ヴィスコンティは戯曲家、パゾリーニは詩人でもやっていけるけど、フェリーニはきっと映画人以外にはなれない。それゆえに彼は素晴らしい。 (くろねずみ) | [投票(13)] |
★4 | これは究極の癒し映画なのかも。(2003/01) [review] (秦野さくら) | [投票(9)] |
★4 | 不思議だ。記憶ではカラーになってる。 (ドド) | [投票(8)] |
★5 | フェリーニの、というよりは映画史上の最高傑作の一つではないだろうか。 [review] (太陽と戦慄) | [投票(7)] |
★3 | 直感やひらめきは怠け者を訪れたがらない客である。 チャイコフスキー
[review] (ルッコラ) | [投票(6)] |
★5 | 真の錬金術師は材料を選ばない。 (ミドリ公園) | [投票(6)] |
★4 | 翼のついたフェリーニ。もはやフェリーニ自身が映画だ。この映画に限らず、フェリーニはあくまで個人的な感情を映画にして見せる。それが芸術作品として昇華されているからこそ素晴らしい。だから誰もフェリーニにはなれない。一緒に羽ばたくことの出来ることがなんと心地よいことか!それはフェリーニ・ファンすべての人が感じていることに違いない。白黒にご不満の方へ→ [review] (モモ★ラッチ) | [投票(4)] |
★5 | 心躍る大好きな映画なんだが、21世紀の今「傑作か?」と問われると疑問 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(4)] |
★4 | この映画はラストシーンに尽きるという人は多いだろう。私もそう。終盤まで続く非現実世界遍歴のさまがいやに合理的だ(理屈っぽい)、などの不満もラストのテンションに吹き飛ばされる。マストロヤンニの指揮によって形作られる号泣必至のダンスシーン。やはりここでも「量」が感動的なのだ。ニーノ・ロータも最高の仕事を聴かせる。 (3819695) | [投票(3)] |
★3 | 確かに実に面白い映画だが、私には『甘い生活』や『アマルコルド』の方が上に思える。フラッシュ・バックにそれほどイメージの飛躍が感じられないのだ。或いはこのフェリーニのイマジネーションにはこれ見よがしなわざとらしさを感じる。
(ゑぎ) | [投票(3)] |
★4 | オープニングは神技クラス。オープニングが殆どを語っているような気がしてならないのでそこだけ何回も観てる。チョコレート色の画面が好きだ。でもチョコのように甘くはない。ごった煮なのに繊細な料理って感じ。フロイトを知っていれば理解が深まるかも。 [review] (24) | [投票(3)] |
★4 | 最初の夢のシーンだけで4点。マストロヤンニってこんなに素敵なおじさまだったとは。イタリア語ってロベルト・ベニーニやNHKイタリア語講座のように陽気な言葉だと思ってたけど、こんなふうに物哀しい響きもあるのね。 (プープラ) | [投票(3)] |
★3 | 天才はこうやって偶然を必然に変換する。それゆえに人々は天才と呼ぶのだ。が?
[review] (ピロちゃんきゅ〜) | [投票(3)] |
★5 | 映画作家フェリーニが、創作に煮詰まり追い詰められ、結局自己を語るしかなくなってそのイメージを細分化して見せた映画。そこになんとも言えない芸術家の苦悩は色濃く見える。しかし彼の映像表現はあくまで我々観客に対して分かりやすく見せようとするサービス精神の塊。人間個人の苦悩など分かりやすく見せられる訳ないのに、それを敢えて実践しようとしたフェリーニに「ドン・キホーテ」的な悲劇性を見てしまう。だけど、色々あるけど彼にとって人生はサーカス。 (takud-osaka) | [投票(3)] |
★5 | 主人公の断片化された人生。それらをつなぎ合わせるのは観客のあなた。マストロヤンニの演技のみならず、白黒映画ならではの画面の構築美にも絶句。初めて観た時、余りに素晴らしい映画なので椅子から転げ落ちるかと思った。勿論、その日眠れなかったことはいうまでもない。 (若尾好き) | [投票(3)] |
★5 | 唯一無二。 [review] (ナム太郎) | [投票(2)] |
★5 | 「我々の心から唇へと上り来る詩句は、実は、記憶からやって来たものなのだ。(…)未来とは過去が人間の眼に見せる錯迷した相貌に過ぎない」(サルトルのマラルメ論草稿) [review] (煽尼采) | [投票(2)] |
★5 | 芸術家に必要なものは、愛と受容と「自分殺し」。矛盾と逸脱と刹那の輝きに身を投げて、甘美なる溺れ死にを。そして、「記憶」や「現在」や「願望」などという幽霊たちと踊るのだ。 (淑) | [投票(2)] |
★5 | グイドの幼少時の優しい思い出の階段とハレムでの階段は同じ造型と思うけど。二階付近にある置物(女性の形をしてる?)の位置のズレは、グイドの心象のズレを象徴してるのかな? [review] (モノリス砥石) | [投票(2)] |
★4 | フェリーニの壮大な自慰 または私は如何にして心配するのを止めて人生を楽しむようになったか (ろびんますく) | [投票(2)] |
★5 | 心の底に沈殿した邪心と不誠実さがイメージとして具現化され、沸々と湧き上がってくる様が、不気味でもあり、美しくもあり、滑稽でもある。映画が撮れないというテーマで、これだけ純度の高い映画を撮ってしまうフェリー二の真摯で清廉な精神には感服する。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★1 | ナンだこの映画は?全くもって理解不能。高貴な映画なのかもしれないが、私は理解できなくて結構です・・・・。って怒りながら少し理解できないのが悔しい。 (フランチェスコ) | [投票(2)] |
★2 | とりあえずですね、わかりません。
沢山の人が「いい」と言っているので
きっとすばらしい映画なんでしょうね。
でも、意味がわかりません。 (ハミルトン) | [投票(2)] |
★5 | 映画人はわがままでないといけません。 [review] (chokobo) | [投票(2)] |
★5 | フェリーニ最高の創造力を前にしてしまうと、私なんかのちっちゃい想像力なんて、ぶっ飛ばされる。最後まで見終わったらもうバンザイ!と言うしかない。 [review] (にくじゃが) | [投票(2)] |
★5 | リアルタイムで観てなかったのがむしろほっとする。こんなもんを学生時分に観てたらわたしの人生どないなってたいたやら(笑) (まご) | [投票(2)] |
★5 | これなしには生きていけない [review] (ボサノヴァ君) | [投票(2)] |
★5 | 人は、自分の過去=記憶を、自分に都合良く、あるいは、自分を責めるために、いつも編集しなおしている気がします。その映画は、そういう自分で編集した自分の過去と、いまの自分のものがたりなのかなあ、と感じました。しかし意味より、映像そのものが、面白い。 (エピキュリアン) | [投票(2)] |
★5 | フェリーニはもうこれ全編パーティです。冒頭の夢のシーンは『野いちご』の夢に匹敵する古今東西世界映画ベストの夢シーンです。高校生の時見てワケが分からなかったがなんかすごかった。45年ぶりに再見して→ [review] (ぱーこ) | [投票(2)] |
★5 | 創作の苦悩。フェリーニに振り回される快感。 (cinecine団) | [投票(2)] |
★5 | 死ぬ前にもいっかい、劇場で観たい映画の一本。 (ボイス母) | [投票(2)] |
★5 | 湯治治療に行き、愛人を抱き、回想とハーレムで二度ワイン風呂につかり、最後も素っ裸になる映画。この秀逸な入れ子構造の時間差の感覚は二度と再現不能だろう。
[review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★4 | いやー面白い。現実と回想と空想とがボーダーレスに交わるいい加減さ。特に、驚くほどモダンに美しいアヌーク・エーメが登場して以降、マストロヤンニがますます深みにはまっていってからが白眉。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★2 | 『甘い生活』で思い切り描かれたイマジネーションや中流階級の憂鬱などの表現力が退潮しているような気がした。メガネ姿のアヌーク・エーメの美しさばかりに目がいってしまう。 (グラント・リー・バッファロー) | [投票(1)] |
★5 | 頂点。最後の映画。 [review] (Laundry) | [投票(1)] |
★3 | 「駄作はプロデューサーにとっては損失だが監督にとっては命取り」…けだし名言。フェリーニの座右の銘だったのかなあ。[Video] (Yasu) | [投票(1)] |
★2 | またいつか観るつもりですが・・。 (sunny) | [投票(1)] |
★4 | 思えば以前は米国外の実力派監督がたくさんいた。彼らの映画は日本人の感性に近いこともあり、我々の中にグイグイ入り込んできた。そしていつまでも心に残る。この映画もまたそんな傑作の一遍。夢のまた夢。宴のあと。曖昧な境界線の心地よさ、そして快楽に近い錯乱。 (tkcrows) | [投票(1)] |
★4 | しまった。嫌いだったのにニーノ・ロータに免じて再び観たら評価UP。この世界とセリフから監督の本音(想像?創造?)をたくさん聞けたのがうれしい。というか楽しい。8 1/2作品目前後から1作ずつ見直すかな。 (ビビビ) | [投票(1)] |
★5 | 仕事に情熱を注ぎ、過労に追い込まれる辛さ。でも空想を描くシーンで、ハーレム状態を思い浮かべる所に、人間性を感じられ安心しました。切羽詰って頭を硬くしても始らない!深呼吸をして脳に酸素を入れることが大切なんだね。人生とはそんなものさ。 (かっきー) | [投票(1)] |
★4 | ほぼ完璧だけど、自問自答が鬱陶しい。美しい映像に身を任せて、幼少時代の記憶にひたすら溺れさせるべきだったのでは?主人公と脚本家に分かりきったような批評をさせて、バランスを取ったつもりが、逆に足を引っ張っているような。 (リーダー) | [投票(1)] |
★4 | ストーリーを求めるなかれ。夢・幻・現在・過去と映像の急激な転換に酔いしれろ! (アルシュ) | [投票(1)] |
★5 | 断片的なイメージの連続がラストで綜合的に完結!フェリーニ最高!
(Macky) | [投票(1)] |
★5 | 遂に、理想から解放され、現実と向き合う時が来た。さあ、トラメガを高く掲げ、勇気を振り絞って叫ぼうではないか。「アクション!」と。 [review] (立秋) | [投票(1)] |
★5 | 事あるごとに何度も観たい。 (あおのり) | [投票(1)] |
★5 | 人生に退屈してしまってから、初めて人生がみえてくる。映画の闇の中、胚胎された死の上で束の間集う人間達。原点は人生の始まりの記憶。 (鷂) | [投票(1)] |
★3 | う〜む、何と評価したら良いのか・・・最終的には深くて良かったんだけどね・・・正直、このネタで一本撮っちゃうとこが一番凄いと思った。 (レディ・スターダスト) | [投票(1)] |
★5 | 大学受験の前の日、ホテルのTVで観て、変わったかも。人生。 (ハシヤ) | [投票(1)] |
★3 | 愛おしくて最高に邪魔な存在。みんなそう。俺の邪魔をするな、だけど側にいてくれ!そんなワガママな感情をフィルムにした一本だが、特段面白くはなかった。 66/100 (たろ) | [投票] |
★3 | つくづく私は凡人なんだ。と思い知らされる。だから?と開き直るしかない(笑) [review] (Shrewd Fellow) | [投票] |