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★1 | 盲獣VS一寸法師(2001/日) | 映画未見の方にも読んでもらいたい、私的石井輝男論パート2:「私が石井監督に求めるもの」 [review] | 寒山拾得, sawa:38, tkcrows | [投票(3)] |
★2 | お葬式(1984/日) | コントを映画的カメラワークで撮り収めているだけで、こんなものちっとも映画じゃない。人気タレントや懐かし俳優のカメオ出演だけで底の浅い脚本を持たせようという魂胆が丸見えで、殆ど笑えないし心も揺すぶられない。少年時代、蔑視した日本映画の典型がここにある。 [review] | 寒山拾得, ナム太郎, 太陽と戦慄 | [投票(3)] |
★4 | あすなろ物語(1955/日) | 早坂文雄御大の足踏みオルガンを使った音楽が実に印象的。鮎太を演じた三人は皆名演を魅せ、対する女たち−岡田茉莉子、根岸明美、久我美子の書き分けもスマート。ライティングは遣り過ぎの感もあるがデビュー作として申し分ない出来映え。 | ゑぎ | [投票(1)] |
★3 | 仁義なき戦い 代理戦争(1973/日) | 巨大化する組織の陰で踏み千切られた「若さの可能性」。 [review] | DSCH, ジョー・チップ | [投票(2)] |
★5 | 仇討崇禅寺馬場(1957/日) | 大友柳太朗の舌っ足らずは、彼自身の魅力を損ねるものでは全くないし、山上伊太郎のプロットもその程度で破綻するほど柔じゃない。マキノの演出は千原しのぶに対して特に素晴らしく、又、柳太朗が彼女を睨み付ける場面の不気味な迫力はどの剣戟・幻想場面にも勝っていた。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★5 | ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984/独=米) | 友人と最前列で見た。手は届きそうで届かなかった。 | 寒山拾得, 週一本, Santa Monica, 緑雨ほか9 名 | [投票(9)] |
★5 | バーバー(2001/米) | コーエン・ロジック。 [review] | jollyjoker, 緑雨, IN4MATION, ぽんしゅうほか20 名 | [投票(20)] |
★4 | 転校生(1982/日) | 小林聡美の肉体を手に入れたのは尾実としのり、というより大林監督本人。尾美は触媒にしか過ぎない。そして大林監督の理想を文字通り体現して見せた小林聡美。まさしく天然素材。革命児。 [review] | けにろん, ぽんしゅう, 鎌倉ルパン, IN4MATIONほか5 名 | [投票(5)] |
★5 | 夫婦善哉(1955/日) | 森繁・淡島の軽やかな掛け合いに負けず劣らず押し退き巧みなカメラワーク。綿雪舞うラストも幻想的に美しく映画の中の映画と呼ぶに相応しい出来と思います。 | たろ, 3819695, ジェリー, inaほか5 名 | [投票(5)] |
★4 | ファントム・オブ・パラダイス(1974/米) | ロック・オペラだけど音楽よりも脚本や衣装の方が魅力的です。 [review] | けにろん, イライザー7, tacsas, malほか5 名 | [投票(5)] |
★5 | けものみち(1965/日) | 須川栄三X福沢康道のクール&スタイリッシュな映像表現。2時間20分の長尺を少しも飽きさせない東宝ノワールの超傑作。執拗に池部の身体を求める池内淳子がエロ過ぎます。 | 寒山拾得, 檸檬 | [投票(2)] |
★5 | 白昼の無頼漢(1961/日) | これはなんといっても星島一郎との画面。白昼=空を大きく取り込んだ画面構成、対する冒頭の夜の不気味さ、物憂い雨の日のムード、そしてラスト、中原ひとみの大写しに至ってはもう、『裁かるるジャンヌ』。 [review] | 寒山拾得 | [投票(1)] |
★3 | 復讐するは我にあり(1979/日) | 三國と倍賞の関係は原作にはない映画のオリジナルで、今村らしいし、露天風呂のシーンなど傑出しているのだが、全体として見ると緒形の行動の不可解性に、安直な注釈を加えてしまうようで、どうも喰い合わせが悪い。 [review] | Orpheus, ハム, 死ぬまでシネマ, 直人ほか7 名 | [投票(7)] |
★5 | 浮雲(1955/日) | 戦後社会を映すと同時に現代日本に蔓延るモラトリアム人間を最初に描破した画期的作品。換言すれば「〜だから仕方がない」という後向きで受身的で他人事的な諦めの台詞に最初に美しさを見出した映画。成瀬も凄いがやはり森雅之に尽きると思う。 | たろ, ナム太郎, 緑雨, セントほか5 名 | [投票(5)] |
★4 | 狂った野獣(1976/日) | 前半はテンポ良く非常に楽しめるのだが、中盤から終盤に指しかかる当たりは、車外から撮ったカークラッシュ場面ばかりで正直飽きる。ラストももう一つ足りない。主人公の<BIG AWAKE>が欲しかった。 [review] | ゑぎ, ペンクロフ, sndtsk, まーほか5 名 | [投票(5)] |
★4 | スティング(1973/米) | 冒頭のキャスト紹介と、レトロな美術セット、スコット・ジョプリンのラグタイム音楽を思いっきり吸い込んだら心の下準備は完璧OK。後は騙されるのを待つだけだ。 [review] | けにろん, 山本美容室, terracotta, tkcrows | [投票(4)] |
★4 | 昼顔(1966/仏) | 暖色の印象的な絵画的画面と、けして下世話にならない上品さ。不安と願望と集団意識、何気ない記憶の断片から構築される物語はまさにシュルレアリスムの正統か。(この年、シュルレリアスムの提唱者アンドレ・ブルトンが死んでいる) | けにろん, 3819695, tredair | [投票(3)] |
★3 | 金環蝕(1975/日) | まさに山本組同窓会。退屈はしないが、どれもどこかで見たようなシーンばかりである。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★3 | 遠雷(1981/日) | 石田えりのおっぱい以上のものが無い。『祭りの準備』への牽制も、荒井じゃ如何にも胡散臭く、第一トマトじゃ適わない。根岸吉太郎って才能あるんだろうか? | けにろん | [投票(1)] |
★3 | 野火(1959/日) | 市川崑と小林節雄のスタイリッシュな映像表現は、作品のテーマ性を暈し薄めてしまったように思える。塩を舐めて落涙する場面と浜村純の顔面演技以外に、これと云った見所がない。 | おーい粗茶 | [投票(1)] |