「蓮實重彥ベスト141」(寒山拾得)の映画ファンのコメント
アタラント号(1934/仏) |
尋常ではいられないほど好き!一見ほのぼのした世界を描きながらも、何というこの狂おしいまでの官能、そして無類のヒューマニズム。 (くたー) | [投票(2)] | |
あのおじさんの部屋に入りたくて、またこの映画を観てしまう。 [review] (tomcot) | [投票(1)] | |
これ、ほんもののパリですよね、もちろん行ったことありません、、、 (動物園のクマ) | [投票] | |
きわめて乱暴な物云いであることを承知で敢えて云うと、『新学期・操行ゼロ』が「撮影」の映画であるのに対して、これは「演出」の映画だ。「ねこ」の扱いの面白さにかけては私が生涯に見た全映画の中でこれが一番。ねこがどこからともなくわらわらと涌いて出る! ミシェル・シモンの背中にしがみつく! 宙を舞う! [review] (3819695) | [投票] | |
冒頭、画面の下辺から蒸気が立ち上った瞬間にわが身が快感で総毛立つ。ムルナウの構図感覚に、エイゼンシュテインのクローズアップのセンスと、シュトロハイムの作劇術が統合された傑作。特権的な魅力に満ちたこの船を超える乗り物を後世代の映画作家は作りえただろうか。 (ジェリー) | [投票(1)] |