柄本明の映画ファンのコメント
ロケーション(1984/日) |
人や社会から逃避し、映画という幻影を妄信し、幻想づくりに猛進する男の話なのだろう。だとしたら、理屈からの飛躍が全然足りない。一瞬、意味ありげに挿入される学生運動シーンに割り切りの悪さの根源が見え、根本を堂々と語らないところにあざとさとを感じる。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
いい加減な話を成り行き任せで為すがままにやってたら、驚いたことに傑作が出来ちまったと映画内ではなってるのだが全然そう思えないのでド白けてしまう。貧乏なロケ隊の話が画面まで貧乏臭くて救われない。後半の展開は虚実の生半可な混濁について行けない。 (けにろん) | [投票] | |
映画撮影の話なのだが撮られているポルノは筋が空っぽで、女優が奇跡を起こすのを待っている具合なのだ。そして奇跡は起こるのだった。福島原発の映画としても記憶されるべき秀作。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |