「四方田犬彦が選ぶ、「世界映画史の113本」」(バーボンボンバー)の映画ファンのコメント
天が許し給う全て(1955/米) |
例えば、鏡、譜面台、窓ガラス、テレビの映り込み、とか、鳩、鹿、キジの寓意的登場、とか、絶え間なく流れるクラシックの名曲、とか、窓から漏れる七色の光、とか、そういうことじゃなさそうだ、この素晴らしさは!逆に、、、、 [review] (動物園のクマ) | [投票(1)] | |
らしい色彩感覚が堪能できるし、なかでもワンショットで落葉を示す樹木のショットはアニメーションなんだろう、見事に決まっている。ハーレクインな年の差の物語は、これを極端にすればカウリスマキだなあという感慨はある。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
ロック・ハドソンのさりげない登場の仕方にこの作家の真骨頂が露呈されている。物語が予定調和の始点からではなく、全く無意味の任意の1点から始まる! これこそメロドラマの仕掛けの本質ではないのか。現実界とドラマの錬金術のような化合ぶりが美しい。 [review] (ジェリー) | [投票(1)] | |
文字に起こせば何の変哲もないメロドラマなのだが、異様なまでに美しいショットの連鎖に息を呑む。ただひたすら女優に奉仕するための光。 (赤い戦車) | [投票(1)] |