★3 | 恐怖感は薄いが、影が一人歩きして、死の淵を彷徨う面白さがある。カメラのアングルと柔らかい光も印象的。が、やや筋が追いにくい難点アリ。 (くたー) | [投票(1)] |
★4 | 影を使った演出が素晴らしい。オーソン・ウェルズよりずっと早くこれをやっていたんだから凄い。シュールな映像イメージは今観ても全く古びていないし、終盤の舟のシーンは溝口健二ばりの幻想的な美しさで痺れる。 (太陽と戦慄) | [投票(2)] |
★2 | オーバーアクトを排し挙動や表情で感情を語らないところは脱サイレントだがトーキーとしての音声の主張は最小限に止められる。幻想映像で語りきるのかと思えば過剰な文字で展開を説明する。イリュージョン作品としても怪奇もの映画としても成立しておらずもどかし。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |
★5 | 傑作。正体不明の農夫の持つ大鎌のイメージが全編を支配する。土地と土地の連携を断ち切り、人と人との情報交換を断ち切り、人体とその影とを断ち切る。あらゆるものから遮断された、狂った世界としてクルタンピエール村がほのじろく浮かび上がる。
[review] (ジェリー) | [投票(2)] |
★3 | 映像イメージは良いがストーリーの出来が微妙。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 即物的で感情移入の余地がない会話が世界を孤絶させその異郷感は禍々しさ一歩手前なのだが突き抜け切れない。ジャンルムービーの予断がそうさせるから。棺桶視線による仰角移動の街並みの陳腐や杭打ちの哀れ白骨標本化のトホホや悪漢医師の粉塗れの刑の冗長。 (けにろん) | [投票(1)] |