★4 | 官能ドラマというには、あまりに胡散臭い・・・。欲望との葛藤、と見せかけながら、実際何考えてるんだかわかったもんじゃないドヌーブの鉄面皮振り。 (くたー) | [投票(2)] |
★4 | 主人公の持つ幼少時におけるトラウマに起因した性的コンプレックスを軸に据えれば、夫に対する妻としての劣等感に苛まれ、妄想へと逃避する哀れな女性の姿が浮かび上がる。
注目すべきは、夫の友人の存在である。例えば、紳士然とした社会的地位ある人々が娼婦を相手に堕落しきった姿を見せる中、彼が娼館で見せた品格の高さと娼婦たちから愛され、そして尊敬される姿はどうだ。 [review] (田原木) | [投票(2)] |
★3 | 高校くらいの時に観てドヌーヴの役どころに軽いショックを受けた。ブニュエルを好きになるのは社会人になってからだった。 (丹下左膳) | [投票] |
★4 | 夫を裏切り、自ら肉体をモノにすることで得られる快感。サディズムとマゾヒズムが同居するセヴリーヌに、自分の行動への戸惑いはあっても、欲望に対する迷いはない。欲望を満たすため起こされた行動は、自己完結していれば正当であるというブニュエルの詭弁遊び。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | ブニュエルの妄想シーンが大好きなだけに、ドヌーヴがなぁ…。 [review] (tredair) | [投票(5)] |
★4 | きれいは汚く、汚いはきれいという、くるくると回り続けるコンパスの針の動きのような真理を一身に体現したカトリーヌ・ドヌーブが素晴らしい。狂った樹海の狂った磁場は、この監督にしか描けぬと断言する。杖を持ったチンピラのキャラの立ち方も最高。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | 煙に巻かれる。映像は美しい。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 妄想人妻のマゾヒスティック白昼夢はドヌーヴの上の空とブニュエルの冷めた諧謔が交錯して巧まざる可笑しみを表出する。貴族階級のインポも下賤な活力も等分に否定され嘲笑に晒され挙句に訪れる平穏。そんな中ヴィエルニの撮影だけ矢鱈に美しい。 (けにろん) | [投票(1)] |
★2 | カトリーヌ・ドヌーヴを使ってあんなことやこんなことをさせたいという、ただの(ジジイの)妄想全開映画に思える。 [review] (G31) | [投票] |