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「四方田犬彦が選ぶ、「世界映画史の113本」」(バーボンボンバー)の映画ファンのコメント

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秋刀魚の味(1962/日)************

★5やたらツンツンしている岡田茉莉子と、ゴルフ道具を買わせてもらえなくてふて寝する佐田啓二の他愛ない夫婦喧嘩も良いし、笠智衆中村伸郎がその場にいない友人の北竜二を勝手に死んだことにしてしまう会話シーンはなんだかシュールでさえある。 [review] (太陽と戦慄)[投票(6)]
★4いつも通りの小津作品を作るというその事実こそが小津監督の挑戦だったのではないでしょうか? [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4岡田茉莉子がとてもかわいい。ハンドバッグ買ってやれ、買ってやれ。 (動物園のクマ)[投票]
★5すべての男は寂しがり屋である。「最後はひとり」という宿命に気づいた男たちの哀愁が立ち込める。昭和の前半を生き抜き晩節を迎えんとする男の焦燥と愛惜を描いて、黒澤の『生きる』と双璧をなす傑作。そして、静かなる怪優笠智衆の快心作。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4なんどもだまされ、それが快感だった。 (tredair)[投票(1)]
★2自己模倣の縮小再生産。酒呑んでいるシーンが2時間中1時間はあるのではないか。 [review] (寒山拾得)[投票]
★5役者が木偶の坊になりがちな小津作品の中で加東大介は、中村鴈次郎・杉村春子と並んで強烈です。東野英治郎と杉村春子の親子は、これまでの作品にない陰惨さで、新たな予感を感じさせているのに。合掌。 (ジェリー)[投票(4)]
★3最後の作品は笠智衆で終わらせたか。 (赤い戦車)[投票]
★4杉村春子の登場と、その直後の怖ろしい表情。加東大介の敬礼と行進と軍艦マーチ。機械人形じみた岩下志麻。セリフの執拗なリフレイン。滑稽、それ故の残酷、あるいは不可解。これを狙ってやっているのだ(ろう)から、凄まじい。ついでに、最後に映し出されるアレ、これまたなぜそれがそこにあるのかが不可解。ある意味、完璧な(運命的)遺作。 ()[投票(3)]
★4小津晩年の本流ホームドラマは『秋日和』で事実上終焉したのだろう。演出技法は一貫しているが腰の据わったテーマを扱ったものとも思えない。滋味があるとも言えるが拡散し徹し切れていない感じが残る。居酒屋の軍艦マーチの逸脱が統一感を削ぐのも一興。 (けにろん)[投票]
★5この作品、笠智衆の受け答えが冴えまくる。「ねえ艦長。どうして日本負けたんスかねえ」「ウーン、ねえ」この”ウーン、ねえ”絶妙(一緒?)。 [review] (G31)[投票(7)]